塾を探し始めたばかりで、まだ候補を絞り込めていないという方も多いのではないでしょうか。塾にはいくつかの指導形式があり、あなたの学び方や、いまどこでつまずいているかによって、合う形は変わってきます。ブランド名だけで選ぶ前に、どんな学び方に向いているのかを整理しておくと、候補を絞りやすくなります。
この記事ではスクールIEを、いまの学力・学び方のタイプに向いているかという観点だけで見ていきます。料金や合格実績、口コミについては、この記事では扱いません。
結論:いまの学力・学び方のタイプに向いているか
スクールIEは、解き方の説明を聞きながら理解を深めたいという条件に当てはまるなら選択肢に入りますが、当てはまらないなら別の形態のほうが噛み合います。
比較対象となるのは、教えるより、やることを決めて進み具合を管理する塾です。こうした塾は、解き方がすでに分かっている人に対して、学習の計画を立て、進み具合を確認しながら自習を進めさせる形を取ります。決められた課題を自分のペースでこなしていくことに重心があり、講師が解き方を一から説明する場面は多くありません。一方でスクールIEは、個別指導や完全個別指導といった指導形式を用意しており、理解が止まった箇所をその場で講師に確認しながら進められる点に重心があります。
解説を読んで自分で理解を進められるタイプか、口頭での説明を必要とするタイプかによって、向いている塾の形は変わってきます。どちらが合うかは、いま必要なのは説明か、管理かで決まります。
スクールIEの指導形式・対象・特徴
指導形式
スクールIEの指導形式には、グループ指導(4~10名未満)、個別指導、完全個別指導(1対1)があり、オンライン対応もあります。同じブランドの中でも指導形式を選べるため、集団の中で学ぶか、講師と1対1で確認しながら進めるかを選ぶことができます。この幅は、いまの学力・学び方のタイプに向いているかを考えるうえで、まず確認すべき事実です。
対象学年と対応範囲
対象学年は小学1年生から高卒生までと幅広く、中学受験・高校受験・大学受験のほか、定期テスト・内申対策や中高一貫校向けの学習、学校の授業理解のための補足学習、苦手科目克服にも対応します。総合型選抜・学校推薦型選抜対策や小論文対策、面接対策、英検・数検・漢検対策も含まれます。対応範囲が広いことは、学年や目的が変わっても同じブランドの中で指導形式を選び直せることを意味します。
通い方(教室・オンライン)
通い方としてはオンライン対応があります。教室に通う形に加えてオンラインでの受講も選べるため、通学が難しい場合でも指導を受けられます。教室とオンラインのどちらでも講師とのやり取りを前提とした形になっている点は共通しています。この選択肢の広さは、理解が止まった際にすぐ説明を受けたい人にとって、通学の負担を理由に選択肢から外れにくいことを意味します。
向いている人/向いていないケース
向いている人
- 解説を読んでも理解が進まず、口頭で説明してほしい:文字の解説だけでは分かりにくい場合でも、講師に質問しながら進めることができます。
- 質問したい箇所が毎回変わる:単元によってつまずく場所が異なる場合でも、その都度対応してもらいやすい形です。
- 理解度に合わせて進む速さを変えたい:個別指導や完全個別指導であれば、理解の状況に応じて進度を調整しやすくなります。
向いていないケース
- スクールIEは個別指導や完全個別指導で理解を確認しながら進める指導形式のため、解き方はすでに分かっており、やることを決めて守らせてほしいだけを求める場合は、やることを決めて進み具合を管理する塾のほうが噛み合います。
- スクールIEは説明を受けながら理解を進める指導形式のため、自習する時間と場所の確保を最優先したい場合は、教えるより、やることを決めて進み具合を管理する塾のほうが噛み合います。
- スクールIEはオンライン対応を含め講師とのやり取りを軸にした通い方のため、決められた課題を黙々と進めるほうが手が動く場合は、やることを決めて進み具合を管理する塾のほうが噛み合います。
料金や口コミの詳細を確認する
この記事では、いまの学力・学び方のタイプに向いているかという観点での適合だけを扱っており、料金や口コミ、教室ごとの情報については扱っていません。実際に検討する段階では、それらの情報もあわせて確認する必要があります。
教室ごとの詳しい状況を確認したい場合は、スクールIEの評判と教室情報から調べることができます。
検討の際には、通える範囲に教室があるか、体験授業で自分との相性を確認できるか、指導形式を後から変更できるかといった観点を見ておくとよいでしょう。
いまの学力・学び方のタイプに向いているかという観点だけで見ると、口頭での説明を必要とする人にはスクールIEが選択肢に入ります。
